1. 行政の無謬性について

 桂川将典

行政の無謬性について、議長のお許しをいただき、通告に基づき一般質問をさせていただきます。

牧島かれんデジタル担当大臣は、柔軟に政策の見直し、改善を行っていくアジャイル型政策形成・評価の在り方に関するワーキンググループの立ち上げに際して、無謬性神話からの脱却について述べられたそうです。

デジタルトランスフォーメーションを進めていく上で、やったことがない事柄に挑戦するのは最も重要なポイントになるからです。

日本の役所は、ともすれば間違えてはいけないという考えにとらわれ過ぎており、過去の実績や前例踏襲を行い過ぎる傾向にあると批判されているのはご承知のとおりかと思います。

行政に試行錯誤を認めないというかたくなな態度が、かえって住民に不利益をもたらすようではいけませんし、ましてや行政当局が無謬性を盾に自らの過ちを認めないということはあってはならないものであると私は考えております。

未来に誇れる新しい北名古屋市をつくるためにも、しがらみにとらわれず大いに試行錯誤しながらも、データやエビデンスに基づいて挑戦をする、デジタルトランスフォーメーションの理念にはそういった改革思考が根底にございます。

前例主義にとらわれず、これまでとは一味違った市政運営に期待を寄せるところです。

しかしながら、政治の責任はまた別のものであると思います。

ぶれない政治というのは政治家として重要であり、自民党でも伝統的な教条として守られてまいりました。

太田市長は、北名古屋市の財政の健全化を政策として訴えて当選した以上、この財政改革をやり遂げるという住民に対する責任ある姿勢を貫徹しなければならないものと私は理解しております。

いずれにしても、大変厳しい道のりであると同時に、政治家としてはやりがいもある道のりだと心中ご推察いたしております。

そこで、改めてお伺いをいたします。

太田市長は、行政の無謬性についてどのようにお考えですか。

なお、財政中期試算で示されたように、財政調整基金の枯渇まで時間はあまりありません。

所信表明で述べられたように、市民対話集会を定期的に開催することを表明され、これから住民との対話を通じて未来に誇れる新しい北名古屋市をつくるとおっしゃられたところです。

私も住民を代表する議員として、太田市長とは是々非々の闊達な議論を通じて住民本位の行政改革に意見を述べてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

質問は以上です。

 

 市長(太田考則)

行政の無謬性について、お答えをいたします。

私が選挙で掲げた北名古屋市の財政健全化に向けては、現状の市の政策について、まさに無謬性神話から脱却し、柔軟に政策を見直したり別の効果的な手段へ転換するなどの発想が不可欠であります。

そのためにも、市の政策形成体制の見直しや組織風土の改善が必要であり、早速、政策会議の立ち上げや全職員との個別面談を進めているところであります。

私自身の過去を含めて、行政の無謬性にとらわれず行財政改革をやり抜くことは、私の政治家としてのぶれることのない使命だと考えております。

機動性や柔軟性を大切にし、時には試行錯誤を繰り返しながら、未来に誇れる新しい北名古屋市に向けて邁進してまいります。以上です。

 

 桂川将典

ただいまご答弁いただきました。

政策を柔軟に変えていくべきところは変えていくという姿勢、今ここではっきりと伺いました。

これから補正予算ですとか、議会の中で議論する場所がたくさんあろうかと思います。

そうしたところで是々非々の意見交換させていただければと思います。

また、理があるなとご理解いただけるところがあれば、柔軟にご対応していただけるものと理解しておりますので、その辺りよろしいでしょうか。

 

 市長(太田考則)

全く私、桂川議員と同様の意見でありますし、やはり議員と市政、しっかり議論しながらいいものをつくっていくというのは私は大賛成であります。

私自身も議会議員をやりながら、なぜか全会一致じゃないといけないようなムードで進んできたというところもあるけれども、やはりいいことはいい、悪いことは悪いというところで議員の皆さんもやっていただければいいのかなというふうに思っております。

私自身もやるべきことはやる、やってみないと分からないというところもあると思うけれども、それに果敢にチャレンジしていくことが大切だというふうに思っておりますので、どうぞご理解ある質問、そして議論をさせていただきたいと思っていますんでよろしくお願いいたします。

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