「災害時における議会の役割」

北名古屋市議会を開催市として、尾三11市議会議員合同研修会を開催いたしました。


同志社大学大学院の新川達郎教授を講師に、「災害時における議会の役割」について講演いただきました。

 これまで大津市の議会のBCP策定などに携わって来られた新川教授。被害の事例を合間に挟みながら、議員と行政の活動をそれぞれの立場で、上手に解決するための取り組み方策についてをお話しくださいました。

また災害時において議会がどういう役割を果たすべきか、その際の議員の行動のあり方を考えたときに、準備不足である議会が多いとの指摘をいただきました

被災直後のフェーズ0では議会ができることは何もありませんが、フェーズ1以降からは議員は地域のリーダーとして振る舞うことが期待されているのだと理解しました。

また東日本大震災の被災地域では人的にも物理的にも議会が大きな被害を受けて機能を停止しました。

ところがいま日本各地にある地域防災計画の中には議会の位置づけがなく、議会機能の維持の方法は置き去りであるとのことでした。今後は議会機能のBCPを計画・訓練しておくことが必要だと感じました。

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