1. 地域の未来予測に基づく広域連携推進について 2. なんでも鑑定団出品を歴史遺産として保存

神田 薫
「地域の未来予測」に基づく広域連携推進についてと、「なんでも鑑定団」出品を歴史遺産として保存を大野政策調整課長にお尋ねいたします。

総務省から、令和4年3月に「地域の未来予測」に基づく広域連携推進要綱が発出されました。この広域連携推進の背景は、第32次地方制度調査会答申を受けての取組であります。

これからさらに進む少子高齢化に伴う人口減少や、インフラの老朽化等が深刻化する中、地域社会で持続可能な形で行政サービスを提供し、それぞれの市町村で、首長、議会、住民に加えてコミュニティー組織、企業等が共に資源制約の下で何が可能なのか、議論を重ね、ビジョンを共有していくことが重要です。

そのため、市町村間の広域連携に新たに取り組もうとする地域等においては、人口や人口構造の変化及び施設、インフラの老朽化等の影響を大きく受ける分野のうち、人口等を基礎として長期見通しの推計が可能な分野であって、施設、インフラをはじめとしたサービス提供体制の見直しに長期的な視点での検討が必要な分野である子育て・教育、医療・介護、公共交通、衛生、防災・消防等について、長期的な変化課題の見通しを整理した「地域の未来予測」を複数の市町村で作成し、課題の見直しを市町村間で共有し、それを踏まえて目指す未来像を議論することで広域連携の可能性を探ることが有効であると述べられています。

愛知県では、目指す未来像はあいちビジョンが作成されています。

本市では、第2次総合計画(2018年から2027年度)、公共施設等総合管理計画、適正配置計画等々を踏まえると、合併後20年を経過したところであり、「地域の未来予測」の視点からは広域連携への課題並びに取組、また推進等は途についたところと察します。

そこで、「地域の未来予測」に基づく広域連携推進についてお尋ねいたします。

次に、「なんでも鑑定団」出品のうち、本市に関わる品を歴史遺産として保存を交渉し、保存に努めてはいかがでしょうか。

市制20周年特別事業が今年度展開がされます。

その事業一覧を拝見してみますと、シビックプライドを感じるものばかりです。

そのうち、12月には「開運!なんでも鑑定団」公開収録が実施されます。

出品される品のうち、本市に関わる品々が数々出てくると思われます。

こうした歴史遺産は、一方で地域の歴史を伝承するための記憶から記録する品とも言えるものと思われます。

そのために、活用とともに、この地に生きる者として常に記録保存をしていきたいと思います。これを機会に、本市に関わりのある品々を記録することが大切と考えますので、保存を検討していただけないでしょうか。

以上で一般質問を終わります。ご回答をよろしくお願いいたします。

 総合政策部政策調整課長(大野健一) 

「地域の未来予測」に基づく広域連携推進について、お答えいたします。

「地域の未来予測」に基づく広域連携の推進は、市単独では対応が困難となる行政課題への備えとして全国の自治体にとって重要な課題であり、この取組は自治体間の連携を強化し、持続可能な行政サービスの提供を実現するために欠かせないものと認識しております。

現在の本市の取組としましては、ごみ処理、水道、消防、救急、災害など、近隣市町と連携して市単独では対応が難しい課題解決や人材育成を実施しており、実務的な連携を着実に積み重ねてまいりました。

また、愛知県が主催する愛知県・市町村人口問題対策検討会議に参加し、広域的な視点から県と市町村が連携して人口減少対策を検討する場に加わっております。

さらに、名古屋市を中心とした近隣市との広域連携に関する勉強会にも参加しており、圏域全体の課題や在り方について情報、意見を共有しているところでございます。

今後の方向性につきましては、こうした場を通じて得られる知見や近隣市の動向を踏まえながら、本市にとって有効な広域連携の在り方を引き続き検討してまいります。

人口減少が本格化する中で、市民生活の質を将来にわたって維持していくためには、広域的な視点を持った政策判断が不可欠であると認識しており、今後も県や近隣市町と緊密に連携しながら広域連携を推進してまいりますので、ご理解賜りますようお願いをいたします。

 総合政策部政策調整課長(大野健一) 

「なんでも鑑定団」出品を歴史遺産として保存について、お答えいたします。

市制20周年記念特別事業で開催する「出張!なんでも鑑定団」は、市民交流の場であり、市民の皆様が市の歴史や文化に関心を高めていただく貴重な機会でございます。

本市の歴史や文化を後世に伝える資料につきましては、市民の郷土への誇りや愛着を育む観点からも大変重要なものであると認識をしております。

一方で、歴史資料の収集や保存につきましては、その資料が有する歴史的価値や希少性、保存状態などを専門的な視点から評価するとともに、保管場所の確保や維持管理に要する費用なども考慮する必要がございます。

このため、仮に「開運!なんでも鑑定団」への出品物の中に本市の歴史に深く関わる資料が確認された場合には、その価値や保存の必要性を十分見極めながら、慎重に判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

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