福岡 康
令和7年第3回定例会において、私の一般質問、今後の北名古屋市の展望についてで、市長より、透明化、説明責任、インクルージョンの3つの基本方針に基づき、市民説明会、市民対話を重視し市政に反映してきた。
自治基本条例については、市民活動センターμ-base(ミューベース)やデジタル技術などを活用して、新しい北名古屋市について多くの市民が話し合い、市民一人一人がまちのために何ができるかを考え行動していくことが適切と考え、共創のまちづくり宣言として取り組んでまとめていく。行財政改革実行プランにより事務事業の見直しを進め、財政健全化に取り組んでいく。
子育て、教育をはじめとする施策の充実、都市公園の整備や治水対策などの生活基盤の整備や安全対策、防災、医療、福祉などあらゆる分野の持続可能なまちづくりを進めていく。令和8年3月20日、市政施行20周年の節目は、過去の振り返りではなく、これからの北名古屋市の未来を共に描く大切な機会としていくというような答弁がなされました。
その後の、今市長が描いている市民と共につくり上げていく夢と希望というのはどのような内容なのかという質問については、健康快適都市を目指している。そのためには健康診断になぞらえ元気な体づくりのために行財政改革を行ってきたし今後も行っていくとの答弁をされました。
令和7年10月25日、名古屋芸術大学アートスクエア小ホールで令和7年度市民説明会を行い、①財政状況の推移、②行財政改革実行プラン等の進行状況、③今後の取組について、太田市長より説明がありました。
①財政状況の推移については、歳入状況の推移、歳出状況の推移、地方債残高及び公債費の推移、基金残高の推移の説明がありました。
②行財政改革実行プラン等の進捗状況については、公共施設の適正化、市民サービスの見直し、市民サービスの向上の取組における各項目ごとに、完了、実施中の現状説明が財政面での効果について数値を交えながら説明なされました。
③今後の取組については、令和8年3月20日の北名古屋市市制20周年に伴い、令和8年4月1日から令和9年3月31日までの記念事業予定、沖村西部土地区画整理地内の調整池の上部を利用したスポーツ・レクリエーション施設の整備、都市公園整備の推進、市民1人当たり公園面積県内ワーストワンの返上、安全・安心なまちづくりのための治水対策、鹿田地区の雨水貯留施設の整備、徳重・名古屋芸大駅周辺の安全対策、子供や障害者、高齢者も安心して歩ける歩行空間を確保、庁舎体制の在り方、外部有識者会議の提言を受けて具体的な取組、西春駅周辺に新たなにぎわいをつくり、民間事業者や市民の皆様と連携して自慢できる市の玄関口にとの説明をされ、配付資料の結びには、「これまでの20年間の皆様の歩みに感謝しつつ、わたしたちは次の20年に向けて歩みはじめます。「ともに進める、新しい北名古屋へ」」と記載されています。
2026年4月には、太田北名古屋市長第1期の任期満了を迎えます。令和7年度市民説明会、今後の取組についてを精査しますと、事業終了には今後数年以上必要かと思われる事業だと思われます。
市民説明会における今後の取組についての質問です。
①徳重・名古屋芸大駅周辺の安全対策として、子供、障害者、高齢者も安心して歩ける歩行空間の確保について、市長の構想をお聞かせください。
②私の地元、栗島小学校区には都市公園がありません。都市公園の整備について、市長の構想をお聞かせください。
今後の太田市政について質問です。
①市民説明会、今後の取組について、今後も継続した取組が必要となりますが、市長の任期も市議会議員と同じ来年の4月です。本市の将来を見据え、市民の負託に応えなければならないと考えますが、太田市政第2期出馬の意思についてお聞かせください。
②北名古屋市は子育て、高齢者、障害者などへの福祉教育施策は他自治体と比較しても遜色ないと思いますが、2期目を踏まえ現時点での公約についてお聞かせください。
市長(太田考則)
市民説明会における今後の取組について、お答えをいたします。
初めに、徳重・名古屋芸大駅周辺の歩行空間の確保についてでございますが、さきの3月の鉄道連続立体交差事業等検討特別委員会において、鉄道連続立体交差事業を一旦先送りし、当面の安全対策として、喫緊の課題である歩行者の安全対策について有効な手だてが図られるよう関係者と意見交換、協議していくと報告したところでございます。
当該事業に併せて整備が予定されている徳重・名古屋芸大駅への主要アクセス道路である県道名古屋豊山稲沢線には一部歩道がない区間が存在し、極めて危険な状況であり、まずは歩行者の安全を確保していくことが重要であると認識しております。
そのため、当該路線の安全対策について、地域の皆様のご意見を伺いながら、現在も愛知県や警察など関係機関との協議調整を進めており、誰もが安心して駅まで歩くことができるよう実効性のある歩行空間の確保に向けて早急に取り組んでまいります。
次に、都市公園の整備についてですが、対話集会や市民の方から寄せられた要望においては、公園の整備に対するご意見を多く頂戴し、市民ニーズの高さを強く認識しております。本市が目指す健康快適都市の実現には、都市公園の整備は非常に重要な施策であると考えております。
都市公園整備については、本市の都市計画マスタープランや緑の基本計画において、小学校区ごとに都市公園を配置し整備する方針を定めております。計画的に公園整備を進めてまいる所存でございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
市長(太田考則)
今後の太田市政の取組について、お答えをいたします。
10月に開催しました市民説明会では、これまでの4年間を振り返り、その結果や効果など財政状況の推移、行財政改革実行プラン等においては公共施設の適正化や市民サービスの見直しの状況、また今後のさらなる取組について、市政運営の成果と課題、今後継続して着実に取り組むべき事業計画について、市民の皆様に丁寧にご説明をさせていただきました。
市民の皆様から寄せられたご意見やご期待は、いずれも本市の将来を形づくる上で大変重いものであり、私自身その責任の重さを改めて実感したところでございます。
次期への姿勢についてのお尋ねがございますが、私としましては、これまで着手してきた改革や将来を見据えた事業計画を確かな形として完成させていくことが市長として果たすべき責務であると考えております。
そのためには、継続した市政運営の下で市民の皆様と共にまちづくりを進めていく必要があると強く感じております。
こうした思いを踏まえ、私は次期市長選挙への出馬をし、引き続き本市の発展と市民福祉の向上に全力で取り組む覚悟であることを申し上げます。
次に、2期目を踏まえた現時点の公約についてでございますが、現在本市を取り巻く環境は、人口構造の変化や公共施設の老朽化、地域コミュニティーの在り方の変容など、大きな転換期を迎えております。
本市の強みを生かした子育て世代に魅力ある施設など、これまで積み上げてきた制度や仕組みにつきましても時代に即したものへと見直し、あるいは大胆に再構築していくことが求められていると強く感じているところであります。
また、市民生活を将来にわたり安定的に支えていくためには、雨水貯留施設の整備や体育館へのエアコンの設置など近年の気候変動の影響への対応のほか、都市公園の整備の着手や公共施設の適正配置、さらには庁舎の在り方といった長期的な視点で判断すべき重要課題について、しっかりと方向性を見極めていく必要があると認識しております。
これらの検討はいずれも本市の次の10年、20年を左右する極めて重要なテーマであり、十分に市民の皆様のご意見を踏まえた上で、公約という形で責任を持ってお示しすることが市長の務めであると考えております。
これらの課題を丁寧に整理し、将来の本市にとって最善となる方針をしっかり見定めた上で、責任のある公約として取りまとめてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。