ゴミのポイ捨てについて

福岡 福岡 康

北名古屋市市内のポイ捨てごみは、市民の皆様、当局の努力により以前と比較して少なくなってきたと感じています。

しかし、市内の一部地域では、まだルール違反のポイ捨てごみが多々見受けられます。

そこで、ごみのポイ捨ての対策について質問します。

北名古屋市の地域ごみ清掃活動は、北名古屋市環境美化推進委員会が毎年5月に主催し、西春高校及び名古屋芸術大学の生徒さん初め多くの市民の皆様が参加する北名古屋市ごみゼロ運動、また毎年10月には河川等清掃活動、そして奇数月には北名古屋市内の建設業協議会様が実施している市内清掃活動と、偶数月に市内建設業協議会様と名古屋市、清須市、豊山町などの建設会社が合同で新川河川敷や堤防の清掃を実施している新川クリーンアップ活動、アダプトプログラム制度により登録された団体、個人によるボランティアの皆様などが参加する市内のごみ清掃活動など、さまざまな方がまちをきれいにするための活動を行っております。

この場をおかりして、清掃活動の皆様に敬意と感謝を申し上げたいと思います。

さて、北名古屋市では平成18年3月20日に北名古屋市空き缶等ポイ捨ての防止に関する条例を制定し、市のホームページには不法投棄についての罰則や通報に関することが載せられています。

また、平成19年3月には一般廃棄物処理基本計画を策定し、平成22年3月に見直しております。

その計画では、第3章、処理基本計画、第8節、基本計画8-6その他のごみ処理に関する必要事項、(3)散在性ごみ・不法投棄対策としまして、市の取組、市民の取組、事業者の取組が記載されています。

市の取組としては、不法投棄の監視を行うとともに、ポイ捨てられたごみの定期的な回収などを実施し、美しいまちの景観を保全するとし、

①警察との連携も含め監視体制の強化を検討
②市民に対する不法投棄防止の広報啓発実施
③通報先の明確化
④ポイ捨てされたごみの回収を実施する
⑤看板等により注意を促す
⑥資源集積所での指導等を継続しルール違反をなくし、分別の徹底を図る

としております。

また、市民の取組としては、不法投棄が違法であることを認識し一人一人が監視するとともに、各家庭から排出するごみについてもルールを守って排出する。

事業者の取組としては、事業者は事業所から排出されるごみについて適正に処理を行うとなっています。

私自身の清掃活動での市内で散見される主なポイ捨てごみの種類は、

①コンビニレジ袋、中には食べ残しが入っているものもあります。
②ペットボトル、飲み残しの入ったものもあります。
③飲料向け空き缶、中にたばこの吸い殻が詰まっていたり飲み残しもあります。
④使い捨てマスク
⑤たばこ包装箱、吸い殻、
⑥食品向け包装紙、包装フィルム、トレイなどです。

主なポイ捨て場所は、

①田畑
②信号機のついている交差点、
③ふたのない側溝、捨てられたごみがヘドロで埋まっています。
④道路側道の街路樹、
⑤草刈りがされていない休耕地、空き地などです。

既に実施済みの箇所もありますが、ごみのポイ捨ての防止対策として、ポイ捨てが多く見られる箇所には積極的に注意看板を立て啓発を行うとともに、設置済み注意看板が破損し倒れている箇所は修理、再設置が必要ではないでしょうか。

私の住む栗島小学校区には、田畑が多く周辺に人家が少ないが交通量の多い道路がたくさんあります。

このような道路は、道路に沿ってポイ捨てごみが多く見受けられます。

ポイ捨て行為が多く見受けられる箇所には、罰則を強調した注意看板とともに監視カメラ設置の検討も必要かと思いますし、防犯面からも監視カメラ設置は一考ではないでしょうか。

また、休耕地や空き地の草が伸びていますと、ポイ捨ての場所として狙われます。

休耕地、空き地の所有者の方に除草を行っていただくように啓発も重要です。

きちんと管理された田畑にもポイ捨ては行われています。

田畑を耕す場合に、捨てられたごみも一緒に耕すと土中に埋まってしまいます。

土中で分解して自然に戻る材質であればまだ問題は少ないですが、プラスチックには生物に対して内分泌錯乱物質(環境ホルモン)として作用したり、発がん性がある添加剤が含まれているプラスチックもあります。

現在は、環境中に溶出しているその添加剤はまだ人体にとって許容量と言われていますが、積もり積もっていずれ健康に影響を及ぼす可能性も捨て切れません。

田畑のプラスチックごみがいつの日か田畑から排水路や川を通り海へと流れます。

海へ流れた小さなプラスチックを魚が餌として食べたり、添加剤が溶け出した水の中で魚が育ちます。

そして、その魚を人が食べることになります。人体への影響がわかるのは数十年、数百年かかります。

食物連鎖の怖さは結果に長い時間がかかることです。

影響がわかってからでは手おくれになります。

田畑を耕作する方に、プラスチックごみを取り除いて耕していただくように啓発することも必要ではないでしょうか。

ポイ捨てが多い食器等を提供する関係業界には、自然に優しい包装素材、回収が容易な包装資材の開発や回収費用負担についても検討を望みたいところです。

関係業界の一層のご努力を望みます。

ごみのポイ捨て行為を他市町の方が北名古屋市を通過するときに行う場合もあり、なくすことは北名古屋市一自治体では難しいことは承知しています。

しかし、他市町の自治体と協力しながら、ごみのポイ捨てを少なくする啓発運動を常に行っていくことが非常に大切だと考えます。

そこで、今後のごみポイ捨て防止への取組について、当局の見解を伺います。

 

 防災環境部副参事兼環境課長(桑原邦匡)

ごみのポイ捨てについて、お答えいたします。

ごみのポイ捨てや不法投棄に関する通報件数、ごみ処理量も減少傾向にあり、これもひとえに北名古屋市環境美化推進委員会、建設業協議会、アダプトプログラムなどのご登録の地域団体、事業者を初め多くの市民のご理解と地道な清掃活動のたまものであり、本市といたしましても日ごろのご尽力に対し感謝申し上げたいと思います。

さて、議員から多岐にわたるご指摘やご要望を頂戴しておりますが、今後のごみのポイ捨て防止への取組で最も重要なことは、ごみを拾う行為もさることながら、ごみが捨てられにくい環境をいかに整え持続させていくかにあると考えております。

ごみが捨てられにくい環境づくりには、行政だけでなく市民、事業者、土地所有者等の協力による監視体制や、本会議で上程しております資源物の持ち去り防止対策にも通じる地域自治力の向上や協力が不可欠でございます。

ごみのポイ捨て行為は、捨てるものが小さいだけで廃棄物処理法及び軽犯罪法に抵触する立派な違法行為であり、ごみの不適切処理の代表例でございます。

今年度、一般廃棄物処理基本計画を見直す中で、行政、市民、事業者、土地所有者等が分担すべき責務を改めて明確にし、議員からの指摘事項を含めごみのポイ捨て防止のための効果的な施策展開を検討し広く周知に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

福岡 福岡康

積極的な検討、ありがとうございます。

返答の中で、行政、市民、事業者、土地所有者等が分担すべき責務を改めて明確にしとありましたけれども、具体的にどのような分担、責務をおっしゃられるのか教えてください。

 

 防災環境部副参事兼環境課長(桑原邦匡)

行政、市民、事業者、土地所有者、分担すべき責務、具体的にというご質問でございます。

答弁の中でも申し上げましたように、行政はやはり計画をつくったら具体的にそれを実施するべき施策、これを広く周知するのが行政の役割だと考えております。

そして、市民、事業者の方につきましては、それぞれのお立場におきまして行政の情報を受け取っていただいて、それをまたマナー、モラルを持って美しい環境保全を保っていただく、ごみを排出していただくときにはルールを守っていただくということが大切だと思っております。

また、事業者におきましても製造責任、そういったことを踏まえまして、ごみが出ないような製品づくり、また適切な排出処理、こういったことも守っていただける、こういうようなことを明確に記述し、さらにそれをPRし皆様方に周知に努めていくということを考えております。

ご理解くださいますよう、よろしくお願いします。

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