1.自然と歴史から教育を考える 2.自然と歴史からまちづくりを考える

井上 一男 井上一男

現在、生活している私たちには数々の政策課題があります。

これは将来を語る上において、誰にとっての課題か。

この課題に対し解決に近づけるため「健康快適都市~誰もがいきいきと安全・安心に暮らせるまち~」を将来像として、第2次北名古屋市総合計画を策定している。

新しい時代、令和にふさわしい活力ある市を目指すためには、温故知新という言葉があるように、古いものや伝統を大切にしながら、我が郷土の自然と歴史を知ることが必要と思います。

合併以来13年経過した今年7月1日現在の本市の人口データを目にし驚きました。

平成18年合併当時より7,404人増の8万6,117人で、合併当時の平成18年3月末以前からの住民は5万243人で58.3%、その他転入、出生などの住民は3万5,874人で41.7%と約42%の住民が合併以降の若い世代であり、まさしく本市はベッドタウン化しているのです。

乱暴な推計ですが、合併以来13年で約半数の市民が入れかわったことになります。

半数の市民が、本市のことをよく知らないまま生活しておられるのではないか。

この地を誇りに思い、愛する気持ちを醸成する機会と時間に恵まれずお過ごしになっておられるのではと不安が危機感へと変わり、自然と歴史から教育とまちづくりを考えたいと思い質問いたします。

まずは自然と歴史から教育を考えるですが、本市の合併より100年前の1906年(明治39年)、九之坪村、上拾箇村、下拾箇村で西春村、訓原村、鹿田村、六ツ師村、熊之庄村で師勝村が誕生した。それ以前を知ろうと思えば、図書館で各村史を見るか、本市歴史民俗資料館での資料、パンフレットまたは郷土研究家に聞くしかない。

しかし、本市には48の神社と52の寺院があります。

各集落の経済力のある在家の人たちがお寺を建て、そこに招かれた和尚さんが開山し何代も脈々と続いている。

我が郷土の自然と歴史を知ることは、お寺さんを知ることと交流することです。また近年、都市化に伴い人間関係や連帯感が希薄化するとともに、地域の伝統や文化が少なからず失われ、人々の記憶から一つまた一つと忘れ去られてきました。

先人が築いてきた歴史や伝統・文化を学んだり、自然の中でさまざまな体験をしたり、地域の人との人間関係を深めたりすることで、郷土に対する誇りと郷土を愛する心は育まれてまいります。この郷土愛は、市民一人一人にとって、本市にとっても将来への手がかりとなる大切なものと考えます。

本市の地形は南に向け緩やかな傾斜地で、海抜3から7メートルである。

昔より、河川氾濫によってもたらされた土砂が水位の下がる後までもその場所にとまって形成される自然堤防とその後背湿地から成っており、全ての集落が自然堤防上に立地している。

集落以外の自然堤防は主に畑に利用され、後背湿地は主に水田に利用されてきました。

歴史を語り継ぐ文化財や現在につながる歴史の輝きとして一部紹介しますと、

1.謡曲につくられている雨乞い伝説(平田寺の黒池龍神)
2.桶狭間の戦いの中、今川義元公の居場所を報告した九之坪城主、梁田政綱公の位牌がある瑞雲寺
3.鍜治ケ一色出身である雲太寺の初代住職の甥が秀吉公の家来、蜂須賀小六(正勝公)の家来となり家臣団の一員となる
4.秀吉公が朝鮮出兵の折、虎退治で使用した白弓が祭ってある新羅八幡社
5.本市最古の古刹(開創1300年)高田寺の国指定の文化財の数々
6.伝承行事の能田徳若万歳、熊之庄流鏑馬行事、六ツ師獅子舞、国登録有形文化財旧加藤家住宅などなど、そして本市には灰取街道と岩倉街道の2つの街道があります。

灰取街道、中世末の尾張の国では政治経済の中心は清洲にあり、小牧と結ぶ古道である。

本市の南西から東北(薬師寺方面)へと続き、若き信長、秀吉らが通った軍道です。

小牧東部はやや酸性度があり、土壌改良のためわら灰を運んだ灰の道であった。

岩倉街道、信長が美濃攻略のため岩倉から犬山まで犬山街道として整備した。

岩倉街道は名古屋城築城の折にでき、清洲越え以降整備された。近世になると、枇杷島市場へのベジタブルロードとして整備された。この2つの街道は、日本人が好む戦国時代に精いっぱい生き抜いた武将、その中でも一番のヒーロー、若き織田信長が活躍した街道でもあります。

私たちが暮らす本市には、昔から豊かな自然、文化、それに根差した慣習や年中行事などが息づいており、今日のように産業や経済、技術が革新する以前は、その環境を舞台に自然や文化に密着した多くの暮らしが時間とともに積み重ねられてきました。

数多くの地名や民俗伝承話が生き続けており、その地名が語る声に耳を傾けるとき、この地と村人が織りなした気候風土のありさま、生活を生きている文化の結実として私たちに貴重な意味を語りかけています。

そして、ふるさと教育、郷土愛を育む場として、お寺さんで体験学習することで郷土愛と日本人の原点を認識し、家族間のコミュニケーションと子供さんの会話力、読解力を身につけ、各地域の高齢者の方が先生となり、ふるさと文化を伝える場として生きがいと交流(コミュニティー)が可能となります。

そこで、自然と歴史から教育を考える視点で、市民の郷土愛を育み、本市の一体感を醸成する教育について、教育部長にお伺いします。

1.市民憲章、教育大綱などに描かれている郷土愛の重要性と取組方針について。
2.郷土の歴史や文化について知られていない事例も多いと思います。地域の遺跡、文化に関し何代か脈々と継承されている寺院、神社、伝統行事と、行政とのかかわりとか交流の状況と今後の対応について。
3.郷土愛を育むには、郷土の姿、地域の姿を市民に見えるようにし、42%の市民が本市の郷土を知らずに生活している現実を見た場合、地域アイデンティティー(自分が地域に帰属している意識)を明らかにする必要があると思われます。こうした地域情報を公開することが望まれるところですが、こうした地域情報の掘り起こしの見える化について見解をお聞かせください。

2の質問で、寺院とのかかわりとか交流については政教分離の精神から捉えると腰が引けると思いますが、市民目線でお答えください。

次に、2つ目の質問です。

合併特例債もいよいよ残りわずかとなってきた今、これまで以上に選択と集中が必要となってきます。

第2次北名古屋市都市計画マスタープランでも、重点的都市づくり施策として鉄道の利便性を活用した4つの方向性が示されております。

1.駅のそばにあるまち、2.何気ない人々の行き来があるまち、3.駅から移動がしやすいまち、4.みんなが期待しみんなが来たいと思うまちであります。

将来ビジョンとして、限られた資源(人、もの、金)をどのようにまちづくりに生かしていくかを考えると、それには今あるものの中から市民が望む価値を見出し、それを実現する製品やサービスなどをつくり出し、新しい需要(客)をつくり、その客を幸せにする仕組みをつくれる人材を育てることが重要であります。

これを自然と歴史からまちづくりを考える視点で見ると、先人の築いた歴史、文化、伝統などと形ある街道、寺院を活用することで若い人の郷土愛を育み、その上で商店街に働く場と新しい人の流れをつくり、消費につなげる仕組みをつくるキーマンを育てると言いかえられると思います。

つまりは人づくり、キーマンづくりです。

総合戦略のプランとして、1.まち・ひと・しごとを創生する、2.名古屋から10分から15分のアクセスを活用し、昼間人口の創出・拡大と消費につなげる、3.先人の築いた歴史、文化、伝統などと形ある街道、寺院を活用して郷土愛を育む。

短期的な戦略としては、1.商店街の再生、2.街道と寺院で町並み再生、3.民間人の登用とまちづくり会社の設立が考えられます。

就職で本市を離れる前に本市に目を向ける意識を育て、将来のUターンを考える人材、本市の商店街などで最先端分野の起業やビジネス創出の種づくりができる人材の育成などです。

また、働く女性にも多様な仕事を創生し、優しいまちづくりを目指し移住につなげればと思います。

短期的な戦略の具体策として、1番として商店街の再生。

①徳重名古屋芸大駅と西春駅周辺に働く場をつくり、商店街の活力を維持し移住につなげる。
②地元の若者、女性を中心とした雇用を生み、ランチなどにより消費人口の増加と消費の促進につなげる。
③若者が商店街に起業することで、ゲストハウス、観光客と地元市民との交流の場とし事業化を目指す。
④空き店舗、空き家の活用として成長が見込めるIT企業や事業者を誘致する。例えば、ドローンパイロットの養成教室、人工知能(AI)やロボット、電気自動車、省エネ家電、IoTの基盤となる次世代通信規格5Gなど。
⑤新しく古いことを事業化する駄菓子屋やレトロゲーム機屋。
⑥ここにしかない特徴と体験できる事業を目指すなど。

2.街道と寺院で町並み再生。

イ、神社、寺院と岩倉街道、灰取街道をつなぎ、市民の力で遊歩道の整備をする。
ロ、岩倉街道沿いを滞在型の宿泊施設(民泊)に改装する。空き家を学生向けのシェアハウス、民家をリノベーション(新しい価値を生み出す改修)。
ハ、健康づくりロードと世代間コミュニティロードとし、文化遺産と集客を目指す。
ニ、休日には茶店やフリーマーケット(楽市楽座)とし、市民の憩いの街道とする。
ホ、岩倉街道を清洲城、小牧城、犬山城と広域連携し観光客を誘致する。
ヘ、本市のシンボルとして、健康ドーム周辺に備蓄倉庫を兼ねた九之坪城を建設し岩倉街道とつなげる。

3.民間人の登用とまちづくり会社の設立。

A.本市在住を条件でコーディネーターに登用し本市職員とチームを組む。

B.地域密着型のディベロッパーとしてまちづくり会社を設立する。事業役割として人、もの、金、情報の提供に徹し、まちづくり活動に特化、公共性と起業性をあわせ持ち、行政、民間企業では難しい開発に取り組む。
C.継続的に地域を動かす、変えていく仕組みを考える。
D.資金源の確保として必要な事業を展開する。不動産事業(空き店舗、空き家の紹介など)、集客拠点(小規模な商業施設、店舗、駐車場の設置と管理など)、体験型事業(自転車のレンタル)など。

そこで、自然と歴史からまちづくりを考える視点で、駅前周辺をまち・ひと・しごとを創生するまちづくりについて、総務部次長にお伺いします。

1.駅前商店街の再生について、市としての活性化プランや企画をどのように考えていますか。
2.形ある文化遺産を活用して、街道、寺院で町並み再生について、市民や商工会の皆さんとともに地域活性化することについてはどのようにお考えですか。
3.まちづくりの担い手である人づくり、キーマンづくりの方法として、民間人の登用、まちづくり会社の設立についてはどのようにお考えですか。

本市のアクセスと利便性を生かし、地域間競争に遅れをとらないためにも前向きな見解をお聞かせください。

合併してから13年経過し、ほぼ半数の市民が本市のことをよく知らないまま生活を営み、確実にベッドタウン化している現実を見るに、地域の歴史、文化、伝統、産業などあらゆる情報を収集し、地域情報を見える化することで将来は暮らしている市民の郷土愛の醸成、愛着につながると思います。

そして、外向けのシティプロモーションとしてアピールすることができるようになります。

まちづくりの活性化として、まち・ひと・しごとを創生することで参加できる場をつくり、活性化に参加する人を増やし、チャレンジし続ける人材を育成します。

まちづくりへの財源を稼ぎ経営力を蓄えた起業家など、本市に行けばやりたいことが実現する、そういう何かわくわくするような空気感が商店街再生のまちづくりの鍵であり、人づくり、キーマンづくりであると考えます。

市外に住む人も訪れたくなるまち、住んでいる人が愛着を感じるまち、さまざまな世代がいて笑いの絶えないまち、相互に交流のあるまち、よい行動をしようという人が少しでも増えていくまち、そして居住地として選ばれこの地に骨を埋めたいまち、そんな元気な北名古屋市となれることを願い、私の個人質問を終わります。

 

 教育部長(大野勇)

自然と歴史から教育を考えるについて、お答えをいたします。

最初に、市民憲章、教育大綱などに描かれている郷土愛の重要性と取組方針についてでございますが、北名古屋市教育大綱では、教育とは人づくりであるという点に着目し、目指す市民像を市民憲章の前文にあります「先人の築いてきた郷土を愛し、ともに手をたずさえ、未来にはばたく人」を掲げており、基本施策の一つ、人と人とのきずなづくりにおいても、地域とのつながりが希薄化する中、先人の築いてきた郷土を愛し、誰でもいつでもどこでも学び行動できるよう、地域、家庭、本人、学校及び行政がバランスよく連携及び協働し、人と人とのきずなを紡ぐことで活力ある地域コミュニティーを形成することを定めております。

まちづくりは人づくりであると言われますが、その人づくりには郷土愛の醸成が不可欠であります。郷土の歴史、文化、自然などを知ることで郷土愛が育まれ、その郷土愛がまちづくりを推進するものと思われますので、市民意識の中に郷土愛を育み、まさにふるさと意識を高めていく取組が必要になると考えております。

次に、地域の遺跡、文化に関し、脈々と継承されている寺院、神社、伝統行事と行政とのかかわり、交流の状況と今後の対応につきましては、寺院、神社には宗教、信仰の営みがございますが、古来よりその営みがあり、地域や地域で暮らす人々とのかかわりを密接にしてきたからこそ貴重な有形無形の文化財が今日に残されてきたと考えております。

現在、国指定重要文化財、県指定文化財、市指定文化財の大半が寺院、神社及びその関連団体の所蔵、管理となっております。

このように地域、郷土の情報はいにしえから寺院、神社に集約されているという視点から、これまでの地域の伝統行事、歴史、文化財を調査する際には寺院、神社及び関係者の協力を仰いで調査を進め、その結果は町史、郷土史として発刊してきたところでございます。

また、こうした歴史、文化、文化財を後世に残し広く市民に公開するための保護活動として、貴重な文化財については市指定文化財に指定をし、それぞれに指定文化財補助金を交付し、その保全と公開に尽力をいただいておるところでございます。

今後の対応といたしましては、地域の皆様や子供たちが郷土の歴史や自然、文化を理解し、文化財を守り未来に伝えていくために、文化財を保存するだけではなく、その活用に重点を置くとともに伝統文化をさらに発展させる取組を推進してまいりたいと考えております。

最後に、地域情報の掘り起こしの見える化につきましては、本市の郷土に関する情報は多岐にわたって蓄積されておりますが、市民が手にしたり共有するすべは限られており、さまざまな情報源がありながら提供できるスペースは十分とは言えない状況にあります。

こうしたことから、今後は地域の情報を収集し、提供する拠点を図書館に設置することを検討しております。東図書館・歴史民俗資料館の開館30周年に向けて、地域の歴史、文化、アイデンティティーを見える化するスペースを設置することによりコミュニティーの場としてハード整備を行うとともに、ご質問いただきました郷土愛を育んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

井上 一男 井上一男

今、発言の中にありました歴史、文化、文化財を後世に残し、広く市民に公開するための保護活動や地域情報の見える化についてですけれども、具体的に、私今考えておるんですけど、地域の地名のいわれとか言い伝えとか、そういう案内文、説明文を看板として設置するということはどうでしょうか。

その地域の人たち、商工会や自治会の人たちと連携しながら看板を設置する、そういうお考えはありませんか。

お答えをお願いします。

 

 教育部長(大野勇)

ただいまご質問いただきました歴史、文化、伝統芸能、こういったものを後世に引き継ぐために看板を設置してはどうかというご意見ではございますが、現在、教育委員会といたしましては、市内にございます43の文化財、国指定、県指定、市の指定の文化財、これにつきましてはそれぞれにその重要度を勘案しまして案内の看板であったり解説の看板を設置しておるところでございます。まずはこういった文化財を活用することによりまして郷土愛を醸成していきたいと考えております。

また、こういった情報の見える化につきまして、地域の皆様との連携を図ったらどうかということでございますが、この点につきましては、先ほど答弁の中でも申し上げましたが、図書館を新しくそういったコミュニティーの見える化の場としてスペースをつくることを考えておりますので、ぜひともそういった皆様のお力をおかりすることでよりよいスペースができるものと考えております。

そういったお力をかりながら、市民により愛され親しまれる図書館になるように進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 総務部次長兼経営企画課長(早川正博)

自然と歴史からまちづくりを考えるについて、お答えいたします。

1つ目の質問、駅前商店街の再生についての活性化プランや企画についてでございます。

まず長期的な計画としまして、愛知県及び名古屋鉄道株式会社との連携のもと、名古屋鉄道犬山線の高架化事業の計画を進めており、この中で一体的ににぎわいづくりを含めた駅周辺のまちづくりを進めていく考え方がございます。

また一方では、ここ数年のうちに策定いたしました第2次北名古屋市総合計画、第2次北名古屋市都市計画マスタープラン及び現在第2期を策定中の北名古屋市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても、駅周辺のにぎわいづくりに関しては課題として捉えており、主要施策として位置づけております。

そのなような中、本年3月に開催されました北名古屋市商工会青年部による西春駅前活性化事業「イマキタナゴヤ」など、市民主体による駅前活性化の取組が行われていることに大変心強く感じているところでございます。

残念ながら、現時点におきまして市として駅前商店街の再生についてお示しできる具体的な活性化プランはございませんが、議員からご提案のありました具体策、ドローンパイロットの養成教室や人工知能(AI)、電気自動車関連産業など、これから成長が見込める分野の進出は駅周辺のにぎわい創出の核となることが大いに期待されます。そういった事業者からの相談がありましたら、関係機関と連携ししっかりと対応していきたいと考えております。

次に、2つ目の質問、街道、寺院で町並み再生についてですが、郷土の歴史や文化を活用した町並みの再生には大変興味があるところでございます。

そのためには、まず本市の歴史や文化が市内外に十分に認知され、市民の間で観光客の誘致や街道整備などの機運が高まる必要があると考えております。

つきましては、その時点におきまして市民や商工会の皆様のお力をおかりし、歴史資産等の活用手法について考えてまいりたいと考えております。

最後に、3つ目の質問、民間人材の登用、まちづくり会社の設立についてですが、まちづくりを推進していく上でその担い手である人づくり、キーマンづくりは必要不可欠であります。

今年度、国から示されたまち・ひと・しごと創生基本方針2019では、地域の担い手として人材を育て生かすという新たな視点が盛り込まれ、地方創生の基盤となる地域の人材に焦点を当て、掘り起こしや育成、活躍を支援していくとしております。

今後、民間人材の登用や地方創生の担い手組織との協働が全国的に推進されていくと思われますので、本市におきましても大学や企業、市民団体など多様な市民とのかかわりの中で人材の発掘、成長を促進しつつ、登用も視野に入れていきたいと考えております。

また、まちづくり会社の設立につきましては、民間人材の登用を含めまずは会社を運営する人材の確保と、会社が継続してまちづくりに取り組むための活動資金、つまり安定した収益事業を検討する必要があります。つきましては、まちづくりを推進できる人材の発掘、育成を行う中で、先進地等の情報収集などに努めていきたいと考えております。

いずれにしましても、行政だけではまちづくりはできません。本市に愛着を持った市民や団体の中から、一緒にまちづくりに携わっていただける方々が少しでも多くなることがにぎわいのあるまちにつながっていきます。

北名古屋市は市の魅力を最大限に高め、自治体間競争に負けない居住地として選ばれるまちを目指しております。

そのためにも、市民や団体、商工業者や商店街の方々が主体となって行うまちの活性化への取組に対しまして全力で応援していきたいと考えておりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

井上 一男 井上一男

今、回答の中にありました駅前商店街の再生についてですけれども、具体的な活性化プランなどはないということですけど、今後、考える上で地元商工会の人たち、また駅前の若宮商店街、そして行政が連携して話し合いの場を設けるというお考えはございませんか、お答えをお願いします。

 

 総務部次長兼経営企画課長(早川正博)

現在、総合計画や今策定しております総合戦略の中におきましても、商店街や駅周辺のにぎわいづくりというのは主要な課題、主要な施策として捉えております。

そういった課題を解決するための事業を展開するに当たりまして、企画段階から関係者であります商店街ですとか商工業者の方、また商工会の皆様と行政が話し合いの場を持つというものは必要不可欠であるというふうに考えておりますので、そういった話し合いの場についても所管課と調整していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

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