県道名古屋外環状線の熊之庄地内の歩道整備について

永津 正和 永津正和

平成26年も師走を迎え、時の過ぎる速さを実感しているところでございます。今、国内では総選挙が行われ、日本の将来を左右する戦いが展開されております。

私たち市議会議員においては、全国的に地方議会が開会されており、地域の発展のため、おのおの努力いただいておるものと拝察いたします。

さて、今回12月定例会におきまして発言の機会を得ましたので、市民生活の安全・安心の観点から2点質問させていただきます。

1点目は、県道名古屋外環状線の熊之庄地内の歩道整備についてでございます。

この県道名古屋外環状線は熊之庄地内を南北に縦断する、地域にとって必要不可欠で重要な道路になっております。こうした現状におきまして、熊之庄西出地区において、歩道が未整備になっている部分がございます。これは市道との交差点箇所に接しており、交通安全の視点から見ても、大変危険な状態になっていると言わざるを得ません。また、市民の皆様から私のもとへ改善に関する要望が多く寄せられております。

なお、この道路の管理責任者は愛知県でありますが、北名古屋市における関係窓口である建設部において、この件に関してどのように把握しておられるのかお聞きをいたしたいと思います。

1.なぜこのようになったのか、その理由及びその後の経過について。
2.今後、どのような対応をしていただけるのか。

以上、2点につきまして、井上建設部長にお尋ねをいたします。

2点目は、防災訓練についてでございます。

現在、防災訓練は7月に水防訓練、8月に総合防災訓練、10月には災害時初期対応訓練、11月には防災リーダー育成講習会、また年間を通じて各地域における自主防災組織により自主訓練が開催され、幅広く対応すべく実施されていることは、市民の安全・安心を守るために実施されているものと評価をいたしたいと思います。

その中で、1点気になることがありました。

本年度の総合防災訓練では、私は師勝北小学校において開催された地域の防災訓練に参加をいたしましたが、その内容は避難所の開設、防災備蓄倉庫の確認、仮設トイレの設営等でございました。これに参加した市民は、大多数が自治会役員の方でございました。しかも、初めて訓練に参加された方でありましたが、多くの市民が参加し、避難所、防災備蓄倉庫の実態を見ていただくことは大変有意義なことであると実感をいたしました。

ここで、各小学校区単位の防災訓練を8月下旬の総合防災訓練から切り離して、年度初めに開催することはできないか提案をいたすものでございます。

その理由は、避難所の開設のあり方等について、地域自治会役員を初め市民の方に理解し協力していただくことが重要なことで、市の職員の対応だけでは限界があると思います。ぜひ一度検討していただけないでしょうか。

この件に関していえば、今までの流れから、上半期にこの事業を集中しないと意味がないと思われます。時間をかけても地域の市民にご理解とご協力をいただき、多くの市民に防災の安全・安心への参加意識を高めることが重要であると考えますので、福永防災環境部次長のお考えをお聞かせください。

 

gray-man 建設部長(井上昭人君)

県道名古屋外環状線の熊之庄地内の歩道整備について、お答えいたします。

県道名古屋外環状線は、旧師勝町を東西に二分するように南北に走り、起点となる春日井市から名古屋市内へ抜ける広域幹線交通軸を形成する道路であり、隣接する都市間の交通を効率的に処理し、本市の生活・交流の骨格として役割を担う道路の一つでございます。

このような路線である永津議員ご指摘の箇所は、本市の北部、師勝北小学校と熊野中学校を結ぶ横断歩道橋から1本南の交差点部において、1筆の未買収地により歩道の一部が分断され、自転車、歩行者にとっては大変危険な状態となっており、市といたしましても大変不本意な思いでございます。

ご質問1点目の、なぜこのようなことになったのか、その理由及びその後の経過についてでございますが、本路線の整備は昭和47年から愛知県において進められており、この付近の用地取得は昭和55年から昭和57年に実施したこととなっております。

当時の本土地の所有権者は3名の共有名義、同時に仮登記及び根抵当権が設定されていることから、根抵当権解除を含めた用地交渉を行ったものの交渉はまとまらず、三十数年を経過した現在では、相続が発生するなど、元来が複雑な権利関係であったものがさらに複雑かつ難しい状態となってしまっているものでございます。

当時の交渉に関し、愛知県において詳細な内容を知る者はなく、記録では仮登記及び根抵当権の関係により交渉が成立しなかったと記されており、現在では数年に一度、その後の変化など権利者から照会があるものの、事実上休止状態としているものでございます。

2点目の、今後どのような対応をしていただけるのかにつきましては、複雑な権利関係に加え大変難しい状況にかわりないことから、権利者からの情報をもとに、時期を見計らいながら、市も連携し解決に努めてまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。

 

永津 正和 永津正和

答弁ありがとうございました。
建設部長のお答えをお聞きしまして、今答えることができる範囲内で最大限の答弁をしていただけたものと私は理解いたします。

しかし、先ほどの答弁の中で、市としても不本意であるという言葉がございましたが、私たち地域の住民にとりましても、ああいう状態であるということはやはり不本意でございます。少しでも早く整備されると、こんなありがたいことはございません。

情報を把握しながら、できれば早期に対応したいと、このように言っていただきましたですが、いろんな情報等を速やかに把握されまして、また地域のほうでもそういった情報がありましたら早く市のほうへお願いに上がりたいと、このように考えておりますので、お忘れないようにひとつ対応していただきたいと、このように再度お願いをいたしたいと思います。ご答弁、よろしくお願いいたします。

 

gray-man 建設部長(井上昭人君)

私ども、この答弁書をつくるに当たりまして、非常に歯がゆい思いと残念な気持ちで答弁をつくらさせていただきました。

内容は、愛知県からいただいた情報等、これは中を見てみますと本当に難しい状況で、今後、答弁の内容にもありましたように、相続、こういったものが発生しており、さらに難しくなっているのが現状でございます。

しかし、こういったものは相続が発生していくごとにさらに難しくなることから、今は権利者からの情報をもとに、市も全面的にバックアップしながら、愛知県と連携してこの問題に解決していきたいと、努力してまいりますのでよろしくお願いします。

 

gray-man 防災環境部次長兼環境課長(福永直吉君)

防災訓練への市民の参加協力について、お答えいたします。

毎年8月の第4日曜日に実施しております総合防災訓練につきましては、ご承知のとおり総合防災訓練会場と地区訓練会場との2つに分かれて実施しており、本年度につきましては五条小学校を総合訓練会場とし、東地域にある小学校5校を地区訓練会場として、自主防災会を初めとする市民の皆様方、そして防災関係機関の皆様方のご参加、ご協力のもとに実施させていただきました。

総合訓練会場では、南海トラフ巨大地震などによる大規模災害を想定した実践的な訓練を行い、地区訓練会場では、避難所や防災備蓄倉庫に備蓄する資機材をご確認していただくなど、避難所開設運営に備えた訓練を行っていただいたところでございます。

ご質問では、地区訓練会場での訓練を総合防災訓練と切り離して、年度の早い時期に実施してはということでございますが、6月の梅雨の時期、特に梅雨前線の大雨による水害への備え、また自主防災会の役員につかれた方の防災意識の高揚を図ることを鑑みれば、年度の早い時期に避難所開設運営に備えた訓練を実施することは、防災・減災の観点から意義あるものと受けとめるところでございます。

現在、自主防災会が32団体あることから、現時点では具体的な実施計画を申し上げることはできませんが、実施に向けて検討したいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。

いずれにいたしましても、市民の皆様のご意見を踏まえて、総合防災訓練を初めとする各種訓練へのご参加とご協力を賜りながら防災・減災対策に努めてまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

永津 正和 永津正和

大変前向きに捉えていただいたと、このように理解をいたします。

午前中、山下議員が消防団の関係で質問されました。今回、ことしはいろんなところでいろんな災害が発生しておりますけど、過日発生した長野県の北部の地震でも、地域の消防団や自治会の皆さん方の協力によって死者が一人も出なかった。こういった問題を見るにつけまして、やはり行政、それから消防団の力も当然重要で、一線でやっていかなきゃいかんですが、地域の皆さんの防災意識、認識が非常に私は重要だと思います。

私は、一例として、防災訓練の中で避難所の開設等で地域の協力をいただいたらどうかということで申し上げたんですけど、全体的にやっぱり地域の皆さん、特に私ぐらいの団塊の世代が多くおりますから、協力を求めるには私は非常にいいんじゃないかと、こんなふうに思ったりしております。

今後とも、そういった意味で私は北名古屋にとってもこれは決して悪い話ではないと思いますので、さらにご検討いただければと、このように思います。さらにそれに関して次長のお答えをお願いします。

 

gray-man 防災環境部次長兼環境課長(福永直吉君)

年度当初における防災訓練につきましては、先ほど消防団についてもお話しさせていただきましたが、地域防災力の中核をなすのは消防団であるとしても、その周りに取り囲んでみえるのが市民であると。その市民の組織である自主防災会が、いざというときには地域の防災力の消防団とともに中核となって活動していただくと、そういうような意味合いで、年度当初の防災訓練、避難所開設運営訓練を実施できるように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください