地域の生活に密着した側溝整備について

永津 正和 永津正和

大変厳しかった市議会議員一般選挙におきましては、多くの市民にご支援いただき当選を果たし、本日、最初の定例会におきまして質問に立つことができました。
また、私は市政クラブに所属し、「まちに出て声を出そう、声を聞こう」を基本姿勢として議員活動をしてまいりました。今後も続けていく覚悟でございます。

こうした現状の中、多くの市民の皆様からいただきました要望及び私自身が見たことにつきまして質問をさせていただきます。

最初に、地域に密着した側溝整備についてお尋ねいたしたいと思います。

このご要望、ご意見につきましては、圧倒的に多く私のもとに寄せられております。市内には、土地改良のときに施工された施設がまだ多くあり、老朽化が激しく、機能が低下しており、流下が著しく阻害されており、環境上も決してよくありません。
この改良に向けて、市当局に多くの要望が出されておることと思います。しかし、当局におかれましては、財政状況を理由にして、あまり予算化はされておりませんでした。
今、市の財政状況は長期にわたる重大事業が山積しており、財源の調整、いわゆるやりくりが大変なことはよく理解いたしますが、ぜひこの実情をしんしゃくしていただきまして対応していただきたいと思いますが、担当部長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

次に、農地、特に水田周辺における草刈りについてをお尋ねいたします。

この件につきましては、過去に1度質問をいたしたところ、関係団体連名による文書を回覧し、関係者に注意を喚起していただきました。
しかし、その後、余り改善されたとは思えません。この問題は、大都市周辺の農地に共通する問題でもあります。将来に禍根を残さないためにも、今のうちに北名古屋市独自の解決策を模索するときではないでしょうか。担当部長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 

gray-man 建設部長(日置英治君)

地域の生活に密着した側溝整備についてお答えいたします。

高度成長期に整備されてきた多くの公共施設が50年近く経過し、公共施設の老朽化対策は全国的な課題となっております。

本市の道路側溝は、ご質問にもございますように、土地改良事業による基盤整備により設置されたものが今でも多く存在し、設置から40年を経過し、老朽化による損傷が著しい状況でございます。

特に、住宅街の生活道路の側溝は、市民生活に大きく影響を及ぼすこともあり、毎年多くの自治会さんから整備のご要望をいただいているところでございます。

毎年、各自治会さんから提出される土木工事の要望額は約10億円であり、この大半が生活道路の側溝整備のご要望となっております。これに対する予算額は約1億円となっていることから、多くの自治会さんのご要望にお応えすることができていない状況であり、担当部長として大変申しわけなく思っております。

こうしたご要望に少しでもお応えするため、維持補修工事により部分的な補修や暫定的な整備を行いながら長寿命化を図っているところでございます。

また、側溝の排水不良の路線につきましては、専門業者による清掃を行い、ご理解をいただいているところでございます。

私は、自治会長さん初め、市民の方、企業経営者の方から直接多くのご要望をいただいており、いずれもこのまま放置できないものばかりでございます。その年度にお応えできなければ次の年度に、それでもかなわなければ次の年度に一つでも多くのご要望にお応えすることが私の使命であると考えております。

生活道路の側溝整備は、通学路の安全対策と並び、本市の土木事業で最も優先させるべきものと考えており、今後も一つでも多くの側溝整備のご要望にお応えしていきたいと考えておりますので、何とぞご理解とご協力をお願いいたします。

 

永津 正和 永津正和 

今答弁を聞かせていただきました。
日置建設部長は、かなり自分の口で本音を語っていただけたなと。
この答弁は、私としては評価できるものと思っております。

いろいろ出てくると思いますけど、今回も提案されております補正予算の中で、9,000万円の追加補正がなされる。
また、通学路の問題も触れていただきました。やはり部長として、現場を見ながら、各自治会、市民のほうから大勢出てきた言葉を体感していただいておる結果であると、このように思います。

非常に予算要求は苦しい部分があります。
査定で帳じりが合わなければ、多分ここら辺を真っ先に切るのが、大体財政の今までの主流だと思っておりますけど、
やはり今こういった言葉を理解していただいて、引き続きこういったことで建設部長として頑張っていただきたい。財政当局にもぜひご理解をいただきたいなと、こんな気持ちでいっぱいで再質問させていただきました。

再度、建設部長のお気持ちをお伝えください。

 

gray-man 建設部長(日置英治君)

ありがとうございます。
今回、補正予算のほうも上げさせていただいておりますが、これに満足することなく、生活道路の整備について、また通学路の整備についてどんどん頑張っていきたいと思っておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

 

gray-man 建設部長(日置英治君)

農地、特に水田周辺における草刈りについてお答えいたします。

水田周辺の路肩の草刈りについてのご質問に関しましては、平成24年12月の市議会におきましても、永津議員からご質問をいただいております。
これまでに、西春日井農業協同組合とも協議を重ね、水田の全面委託の急増に伴う新たな問題として、農家である実行組合員の皆様に、草刈り等の協力をお願いする農地の適正な管理についてというお願い文を回覧させていただきました。

また、農協にて扱われる申込書に当たります水稲全面委託作業取次書において、農地管理条件の見直しを行っていただきました。さらに、直接商工農政課からも、実行組合長会で適正に管理されない路肩の草刈りについてご協力のお願いをさせていただきました。しかし、組合員の高齢化や組合離れが進み、全面委託や不在地主の農地が年々増加するなど、草刈りを含む農地周辺の管理が行き届かなくなってきており、行政で草刈りを検討してほしいというご意見もいただいております。

西春日井農業協同組合に確認したところ、現在、本市の水稲全面委託の面積は約108ヘクタールであり、市内全域の水稲作付面積約278ヘクタールの38.8%に至っております。今後も年5%のペースで増加していくと見込んでいるとのことでございます。

市といたしましては急速に進展する農家の高齢化や担い手不足による非農家化は、稲作農業を通じた地域協働社会の崩壊と農地の荒廃に直結しており、さらなる農地周辺の環境悪化が予測されますことから、これまで行ってきた農業施策の転換期を迎えていると考えております。

北名古屋市独自の解決策につきましては、さまざまな立場でご意見があると思いますので、農業委員会や実行組合など、各種団体との話し合いに努め、さらに本年度予定しております農家へのアンケート調査の結果を踏まえて、本市のこれからの農業、農地のあり方、将来像の構築に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

 

永津 正和 永津正和

前回質問したときは、担当課長にご答弁をいただいて、あまり踏み込んで議論した記憶がございませんが、今回、あえて部長に質問をさせていただきました。具体的に数値を上げて答弁をいただきました。

今お聞きしますと、40%近くが全面委託になっておると、こんなような状況でございます。
これがいいとか悪いとかということを言っておるわけじゃなくして、やはりこういった問題の中に問題があるから改善していく必要があるんじゃないかなと、こんなふうに思っております。

いずれにいたしましても、市として農業委員会、実行組合と話しして進めていくと、このようにご答弁をいただきましたので、これにつきましても、職員でも議員の中でも実行組合という言葉そのもの意味がわからない人が多くなってきた現状、将来、草だけじゃなくして、耕作放棄地も出てくるようなことも懸念されてまいります。やはり、こういった問題を今のうちに少し考えていかないといかんのじゃないかなと思いまして、あえてご質問をさせていただきました。

答弁は結構でございますので、今後ともどうぞよろしくお願いをいたします。以上でございます。

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