9月27日(金)
前日に第3回定例会を終えた私達は、かねてより計画をしていた安城市と東三河建設事務所にて進められている柳生川地下河川整備について視察を行った。
安城市においては、空き家対策特別措置法に基づく行政代執行が今年の6月に執行されたため、空き家に関する現状と課題、そして行政代執行を含む対策方法を学ぶために視察を行った。
現在安城市では、空き家を「危険性・生活環境・防犯性」の3指標に分け、各項目を点数化し危険度ランクを0〜5に分類して管理している。
各空き家ごとにカルテを作成し、毎年現況調査を行っている。毎年同じアングルの写真を撮影することで、劣化程度を把握し、必要に応じて所有者への指導も行っているとのことでした。
危険度ランクに伴い優先順位を付け、ランクの高い建物から優先して対策を進めている。
なお対策には、具体的な削減目標を設定して、全庁体制で取り組んでいるとのことでした。
安城市議会二村議長からは、空き家対策は全国の自治体にとって共通の課題であるため、今後はそれぞれの自治体が得た情報を交換・共有しながら、一緒に取り組んでいきたいとの言葉は頂きました。
続いて、
現在事業が進められている柳生川地下河川の整備について学ぶため東三河建設事務所に視察を行いました。
河川に関する問題は北名古屋市単独で取り組めるものではなく、管轄する県、国、および同じ河川流域の自治体と連携して取り組むべき課題である。
今回、市政クラブの呼びかけで、北名古屋市・清須市・豊山町の議員および行政関係者にて合同視察を実現することができた。
これは河川問題に対する広域連携の第一歩であり、共通の知見を得ることができたことは大きな成果となった。
●安城市役所
●東三河建設事務所
●柳生川地下河川の流出施設予定地